4堂々と形からはいる(ツール、スタイルを重視する) 8ストックとフローを仕訳する

ストックとフロー。 両方とてもわかりやすい切り口ですが、いざ情報整理を始めようとすると結構迷います。 そんな中、前回の記事にコメントいただいた喜与実さんのご意見に多いに納得して頭を整理してました。どっちがいいのか?と答えをだすよりこの案件に…

4堂々と形からはいる(ツール、スタイルを重視する) 7本田理論の逆?

では『リアルタイムウェブ「なう」の時代』の続きです。 同じ切り口の「ストック(BS)とフロー(PL)」ですが、著者の小林さんは、BS重視の本田直之さんとは反対に、下記のように述べています。【「フ口ー化」の必然性】 比較すると論点がはっきりしますので早…

4堂々と形からはいる(ツール、スタイルを重視する) 6情報収集とフロー/ストック

では今度は情報収集の場面で、フロー/ストックという切り口が役立つか考えてみたいと思います。 役立ちそうに思えます。こんな本を手にとってみました。リアルタイムウェブ-「なう」の時代 (マイコミ新書)/毎日コミュニケーションズ 「ストック型」と「フロ…

4堂々と形からはいる(ツール、スタイルを重視する) その5パーソナルキャピタルのストックとフロー

というわけで今回は再チャレンジ的に、本田直之さんの別の本から「人脈資産」について考えてみたいと思います。 人脈と言いますと私のような小娘に似合わない言葉なんですが、本田さんの考えによれば人脈とは「有名人を知っているかではなく、誰に知られてい…

4堂々と形からはいる(ツール、スタイルを重視する) その4レバレッジ•シンキング全体像

時間の消費じゃなくて時間の投資のスタイルを身につけたい!という前回の記事は私の消化不良でうまく書けなかった気がするので再チャレンジ! (o^—^)ノまずは全体像の整理メモ。レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術/東洋経済新報…

4堂々と形からはいる(ツール、スタイルを重視する) 3スマートな時間スタイル

前回はツイッターというツールの自分なりの使い方でした。 今度はまたスタイルに戻しまして、時間を最大限活用するスタイルについて考えてみました。 「スマートな時間スタイル」は私の目下の課題で手探り状態です。 参考にしてるのは本田直之さんの「時間は…

4堂々と形からはいる(ツール、スタイルを重視する) その2ライフログとしてのツイッター

一番目はスタイルでしたので、二番目はツールについて書いてみようと思います。 私はアメブロの他にTwitterでも遊んでますが、一日多い時で十数通ツイートくらい、少ない時でも数通、硬軟取り混ぜてなんか流してます(^○^)。 何をつぶやいているのかといいま…

4堂々と形からはいる(ツール、スタイルを重視する) その1自炊

7つのシリーズで完結予定(予定リンク)のゆっきー版ライフハックシリーズ、やっと半分を越えて4堂々と形からはいる(ツール、スタイルを重視する)までやってまいりました。 さて、ライフハックのスタイルでここ数年の本命流行スタイルといえば「自炊」です(^…

3クラウド、ライフログ親和性 その5集合知問題にゆっきーが終止符を打つ!(下)

(上)の後、いくつかのメモで集合知考えてみました。私の拙い思考の断片にコメントいただきありがとうございます。今日はそれをまとめたいと思います。 私は、集合知とは自分がまったく気がつかなかったような知見や、過去の自分はメモだけは残してみたけれど…

集合知礼賛の中心でstray sheepを探すメモ

前回の知の遠近法と集合知の関係考察のための読書メモの鷹師さんあてのコメントで「私は人の意見を尊重するという言葉が大嫌いです」と書いたことで昔書いたエントリーを思い出した。 一年半ほど前の別ブログでの記事なのですが、よく言えばひとつの問題を続…

知の遠近法と集合知の関係考察のための読書メモ

今回はまるごと引用メモ。これを咀嚼するのだ…。 これがニーチェだ (講談社現代新書)/講談社 パースペクティブは、従来「遠近法」と訳されることが多かったが、私はたんに「観点」とか「視点」の意味だと思う。 ある生き物が置かれた生存条件が、その生き物…

感覚メモ

もう一つメモ のんさんというブロ友さん(と勝手に言っちゃっていいのかしら?汗)からいただいたコメントのお返事コメントに書いたもの。 のんさんのコメントは【内部発ライフログ】は【外部発ライフログ】に対してどういう関係に位置するか、抗う力たり得るの…

概念整理メモ

3スマホアプリ、クラウド、ライフログ親和性 その5集合知問題にゆっきーが終止符を打つ!(下)を書くにあたって、その前にこのブログで度々言及している哲学者永井均さんの文章を引用してみます。 これは(下)執筆のためのメモなんですが、これはこれで残し…

3クラウド、ライフログ親和性 その5集合知問題にゆっきーが終止符を打つ!(上)

集合知をめぐる議論というのはいつも堂々巡りの様相を呈しているように見えます。 みんなで意見を持ち寄ると質の高いアウトプットが出てくるという意見の人と、いや、みんなテキトーな無責任なことばっかりいうからどんどんアウトプットの質が落ちるという人…

3クラウド、ライフログ親和性 その4【内部発ライフログ】は、偶然の幸運を見逃さない

さて今回は、「情報の大人買い」=「投資」=【内部発ライフログ】化の効用としてセレンディピティ(偶有性)の大切さについて考えてみたいと思います。 まずこの「セレンディピティ」という耳慣れない言葉ですが、ライフハックではよくでてくる言葉で「偶有性」…

3クラウド、ライフログ親和性 その3 「投資」としての情報の「大人買い」

それでは「投資」とライフハックの関係を考察してみたいと思います。 前回お馬さんの話を書いてみましたが、今回はもう少しライフハックよりの例を引用してみます。 将来のリターンのためにちょっとだけ作業をしてもらう 標準的なフィードバックループでの行…

3クラウド、ライフログ親和性 その2 投資としての【内部発ライフログ】

少しあいだがあきましたが続きです(〃⌒▽⌒)ゞ 人から勧められる【外部発ライフログ】と自分から進んで決断する【内部発ライフログ】との違いの確認の出発点を「投資」という言葉で考えてみたいと思います。 株式投資の用語の比喩使ったビジネス啓蒙書のベスト…

3クラウド、ライフログ親和性 その1【内部発ライフログ】

記録するだけでうまくいく/ディスカヴァー・トゥエンティワン 「ライフログは役に立ちますか?」というのは、「メモをとっておいて役に立つんですか?」「家計簿は何の役に立ちますか?」「日記をつけても意味がないのでは?」というのと同じことです。 メモにも…

【お知らせ】ライフハックシリーズ見取り図

現在ライフハックシリーズを書いてますが、2のシリコンバレー精神が長くなったので、途中からご覧の方は全体像がつかみにくいと思われますので(別につかんだ上で読む必要もないのでありますが(笑)いちおう)、全体図を確認しておきます。 予期に反して(いつ…

【ライフハック本の特徴】2シリコンバレー精神親和性その16記憶-自己物語への信頼低下と記録の優越

自己啓発セミナーが、短期間の合宿などで自己陶酔的な体験を提供しても、いったんその場所を離れてしまえば、加速度的にその多幸症的な記憶の濃度は減衰していきます。 ネットでも何かの話題で一次的な盛り上がりがあっても翌日にはそのワクワク感は失われて…

【ライフハック本の特徴】2シリコンバレー精神親和性その15 自己啓発セミナーの倒錯的快楽

自己啓発セミナーを受講した人は宗教的といえるような倒錯的な充足を経験し、直後に妄想的•躁的に元気になり、ある種の現実認識の麻痺を引き起こす。この自己啓発セミナーの倒錯的な充足と現実感の麻痺は、心理療法の技法によって起こる退行的経験を、特殊な…

【ライフハック本の特徴】2シリコンバレー精神親和性その14 あぶないセミナー?

ウェブ社会の思想―“遍在する私”をどう生きるか (NHKブックス)/日本放送出版協会 たとえばある人が、自分は親からの虐待が原因でアルコール依存症になった、と語るとする。いわゆる「アダルト・チルドレン」と呼ばれる、育成環境のゆがみによって、現在の不都…

【ライフハック本の特徴】2シリコンバレー精神親和性その13他者への語りの中から生成してくる自己?

おはようございます(〃⌒▽⌒)ゞ ウェブ社会の思想―“遍在する私”をどう生きるか (NHKブックス)/日本放送出版協会 (「他者への語りの中から生成してくる」)とすれば、そこで「記録」というメディアが、自己を形成するのに非常に正要な役割を果たすことは、容易に…

【ライフハック本の特徴】2シリコンバレー精神親和性その12 記憶は記録の再現ではない

ここでひとまず『記憶のゆくたて』が主題としていた記録と記憶のダイナミックな関係について確認したいと思います。 例えば記憶と記録のダイナミックスでない関係とはどんなものだろうか。つまり記憶と記録の静的な関係とはなんだろう。それは、何年何月何日…

【ライフハック本の特徴】2シリコンバレー精神親和性その11 「久しぶりじゃん、生きてた?」

ウェブ社会の思想―“遍在する私”をどう生きるか (NHKブックス)/日本放送出版協会 「ユビキタス」「ウェブ2・0」「ネットビジネス」…華々しい流行語の陰で何が起きているのか。蓄積された個人情報をもとに、各人の選ぶべき未来が宿命的に提示される。カスタマ…

【ライフハック本の特徴】2シリコンバレー精神親和性その10 「過」露出と「過」保護のジレンマ

切り口を変えて、「過」露出と「過」保護のジレンマについて考えてみます。 個人情報「過」保護が日本を破壊する [ソフトバンク新書]/ソフトバンククリエイティブ 行き過ぎた個人情報保護に警鐘を鳴らす一書。 国際的な潮流に逆行する法律の施行が、個人情報…

【ライフハック本の特徴】2シリコンバレー精神親和性その9 記憶産業の他の一面

前回SF的な知性から導き出される「世界脳」のユートピア的世界について書きました。今日はウェルズさんの理想を引き継ぐことの難しさについて書いてみたいと思います。記憶のゆくたて―デジタル・アーカイヴの文化経済/東京大学出版会 実際に(デジタル•アーカ…

【ライフハック本の特徴】2シリコンバレー精神親和性その8 SFの父の遺産

続きでーす(〃⌒▽⌒)ゞ 記憶のゆくたて―デジタル・アーカイヴの文化経済/東京大学出版会 われわれの記録の場所はいまや脳の、そして意識の中にあるだけではない。その場所の偏在と作用を巡って、現代のデジタル技術は、人類史それ自体から遺伝子情報至るまでを…

【ライフハック本の特徴】2シリコンバレー精神親和性その7 記録と記憶

記憶のゆくたて―デジタル・アーカイヴの文化経済/東京大学出版会 日々刻々と膨大な情報が生産されていく今日のデジタルメディア環境。そうした種々のデジタル情報を記録しようとする試みが、いま世界各国ですすめられている。本書は、その機能や成り立ちを概…

【ライフハック本の特徴】2シリコンバレー精神親和性その6 ウェブの記憶力?

ザ・サーチ グーグルが世界を変えた/日経BP社 ウェプには記憶力がない。バブル絶頂期の1999年にさかのぼって、ザ・スタンド・ドットコムを読みたいと思っても、グーグルのインデックスでも見つけることはできない。最初の「ジエリ!とデビッドのWWWガイド」が…