ストックとフロー。 両方とてもわかりやすい切り口ですが、いざ情報整理を始めようとすると結構迷います。 そんな中、前回の記事にコメントいただいた喜与実さんのご意見に多いに納得して頭を整理してました。どっちがいいのか?と答えをだすよりこの案件に…
では『リアルタイムウェブ「なう」の時代』の続きです。 同じ切り口の「ストック(BS)とフロー(PL)」ですが、著者の小林さんは、BS重視の本田直之さんとは反対に、下記のように述べています。【「フ口ー化」の必然性】 比較すると論点がはっきりしますので早…
では今度は情報収集の場面で、フロー/ストックという切り口が役立つか考えてみたいと思います。 役立ちそうに思えます。こんな本を手にとってみました。リアルタイムウェブ-「なう」の時代 (マイコミ新書)/毎日コミュニケーションズ 「ストック型」と「フロ…
というわけで今回は再チャレンジ的に、本田直之さんの別の本から「人脈資産」について考えてみたいと思います。 人脈と言いますと私のような小娘に似合わない言葉なんですが、本田さんの考えによれば人脈とは「有名人を知っているかではなく、誰に知られてい…
時間の消費じゃなくて時間の投資のスタイルを身につけたい!という前回の記事は私の消化不良でうまく書けなかった気がするので再チャレンジ! (o^—^)ノまずは全体像の整理メモ。レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術/東洋経済新報…
前回はツイッターというツールの自分なりの使い方でした。 今度はまたスタイルに戻しまして、時間を最大限活用するスタイルについて考えてみました。 「スマートな時間スタイル」は私の目下の課題で手探り状態です。 参考にしてるのは本田直之さんの「時間は…
一番目はスタイルでしたので、二番目はツールについて書いてみようと思います。 私はアメブロの他にTwitterでも遊んでますが、一日多い時で十数通ツイートくらい、少ない時でも数通、硬軟取り混ぜてなんか流してます(^○^)。 何をつぶやいているのかといいま…
7つのシリーズで完結予定(予定リンク)のゆっきー版ライフハックシリーズ、やっと半分を越えて4堂々と形からはいる(ツール、スタイルを重視する)までやってまいりました。 さて、ライフハックのスタイルでここ数年の本命流行スタイルといえば「自炊」です(^…
(上)の後、いくつかのメモで集合知考えてみました。私の拙い思考の断片にコメントいただきありがとうございます。今日はそれをまとめたいと思います。 私は、集合知とは自分がまったく気がつかなかったような知見や、過去の自分はメモだけは残してみたけれど…
前回の知の遠近法と集合知の関係考察のための読書メモの鷹師さんあてのコメントで「私は人の意見を尊重するという言葉が大嫌いです」と書いたことで昔書いたエントリーを思い出した。 一年半ほど前の別ブログでの記事なのですが、よく言えばひとつの問題を続…
今回はまるごと引用メモ。これを咀嚼するのだ…。 これがニーチェだ (講談社現代新書)/講談社 パースペクティブは、従来「遠近法」と訳されることが多かったが、私はたんに「観点」とか「視点」の意味だと思う。 ある生き物が置かれた生存条件が、その生き物…
もう一つメモ のんさんというブロ友さん(と勝手に言っちゃっていいのかしら?汗)からいただいたコメントのお返事コメントに書いたもの。 のんさんのコメントは【内部発ライフログ】は【外部発ライフログ】に対してどういう関係に位置するか、抗う力たり得るの…
3スマホアプリ、クラウド、ライフログ親和性 その5集合知問題にゆっきーが終止符を打つ!(下)を書くにあたって、その前にこのブログで度々言及している哲学者永井均さんの文章を引用してみます。 これは(下)執筆のためのメモなんですが、これはこれで残し…
集合知をめぐる議論というのはいつも堂々巡りの様相を呈しているように見えます。 みんなで意見を持ち寄ると質の高いアウトプットが出てくるという意見の人と、いや、みんなテキトーな無責任なことばっかりいうからどんどんアウトプットの質が落ちるという人…
さて今回は、「情報の大人買い」=「投資」=【内部発ライフログ】化の効用としてセレンディピティ(偶有性)の大切さについて考えてみたいと思います。 まずこの「セレンディピティ」という耳慣れない言葉ですが、ライフハックではよくでてくる言葉で「偶有性」…
それでは「投資」とライフハックの関係を考察してみたいと思います。 前回お馬さんの話を書いてみましたが、今回はもう少しライフハックよりの例を引用してみます。 将来のリターンのためにちょっとだけ作業をしてもらう 標準的なフィードバックループでの行…
少しあいだがあきましたが続きです(〃⌒▽⌒)ゞ 人から勧められる【外部発ライフログ】と自分から進んで決断する【内部発ライフログ】との違いの確認の出発点を「投資」という言葉で考えてみたいと思います。 株式投資の用語の比喩使ったビジネス啓蒙書のベスト…
記録するだけでうまくいく/ディスカヴァー・トゥエンティワン 「ライフログは役に立ちますか?」というのは、「メモをとっておいて役に立つんですか?」「家計簿は何の役に立ちますか?」「日記をつけても意味がないのでは?」というのと同じことです。 メモにも…
現在ライフハックシリーズを書いてますが、2のシリコンバレー精神が長くなったので、途中からご覧の方は全体像がつかみにくいと思われますので(別につかんだ上で読む必要もないのでありますが(笑)いちおう)、全体図を確認しておきます。 予期に反して(いつ…
自己啓発セミナーが、短期間の合宿などで自己陶酔的な体験を提供しても、いったんその場所を離れてしまえば、加速度的にその多幸症的な記憶の濃度は減衰していきます。 ネットでも何かの話題で一次的な盛り上がりがあっても翌日にはそのワクワク感は失われて…
自己啓発セミナーを受講した人は宗教的といえるような倒錯的な充足を経験し、直後に妄想的•躁的に元気になり、ある種の現実認識の麻痺を引き起こす。この自己啓発セミナーの倒錯的な充足と現実感の麻痺は、心理療法の技法によって起こる退行的経験を、特殊な…
ウェブ社会の思想―“遍在する私”をどう生きるか (NHKブックス)/日本放送出版協会 たとえばある人が、自分は親からの虐待が原因でアルコール依存症になった、と語るとする。いわゆる「アダルト・チルドレン」と呼ばれる、育成環境のゆがみによって、現在の不都…
おはようございます(〃⌒▽⌒)ゞ ウェブ社会の思想―“遍在する私”をどう生きるか (NHKブックス)/日本放送出版協会 (「他者への語りの中から生成してくる」)とすれば、そこで「記録」というメディアが、自己を形成するのに非常に正要な役割を果たすことは、容易に…
ここでひとまず『記憶のゆくたて』が主題としていた記録と記憶のダイナミックな関係について確認したいと思います。 例えば記憶と記録のダイナミックスでない関係とはどんなものだろうか。つまり記憶と記録の静的な関係とはなんだろう。それは、何年何月何日…
ウェブ社会の思想―“遍在する私”をどう生きるか (NHKブックス)/日本放送出版協会 「ユビキタス」「ウェブ2・0」「ネットビジネス」…華々しい流行語の陰で何が起きているのか。蓄積された個人情報をもとに、各人の選ぶべき未来が宿命的に提示される。カスタマ…
切り口を変えて、「過」露出と「過」保護のジレンマについて考えてみます。 個人情報「過」保護が日本を破壊する [ソフトバンク新書]/ソフトバンククリエイティブ 行き過ぎた個人情報保護に警鐘を鳴らす一書。 国際的な潮流に逆行する法律の施行が、個人情報…
前回SF的な知性から導き出される「世界脳」のユートピア的世界について書きました。今日はウェルズさんの理想を引き継ぐことの難しさについて書いてみたいと思います。記憶のゆくたて―デジタル・アーカイヴの文化経済/東京大学出版会 実際に(デジタル•アーカ…
続きでーす(〃⌒▽⌒)ゞ 記憶のゆくたて―デジタル・アーカイヴの文化経済/東京大学出版会 われわれの記録の場所はいまや脳の、そして意識の中にあるだけではない。その場所の偏在と作用を巡って、現代のデジタル技術は、人類史それ自体から遺伝子情報至るまでを…
記憶のゆくたて―デジタル・アーカイヴの文化経済/東京大学出版会 日々刻々と膨大な情報が生産されていく今日のデジタルメディア環境。そうした種々のデジタル情報を記録しようとする試みが、いま世界各国ですすめられている。本書は、その機能や成り立ちを概…
ザ・サーチ グーグルが世界を変えた/日経BP社 ウェプには記憶力がない。バブル絶頂期の1999年にさかのぼって、ザ・スタンド・ドットコムを読みたいと思っても、グーグルのインデックスでも見つけることはできない。最初の「ジエリ!とデビッドのWWWガイド」が…