小幡績『ネット株の心理学』MYCOM新書

早く次に売る人間を探すんだ!!!でもそれって・・・

$ゆっきーのエッセイブログ

 売るために買うという視点の導入で見えてきたことがたくさんありました。個人的にはやっとわかった、という実感があります。
 
 この本の終盤はその点に絞ったまとめになっています。

ズバリ

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「どうすれば、株式投資で利益をあげられるか」

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?企業業績とその見通しだけでは利益は出せない

?投資家が実際に取った行動と将来予測される行動だけが真実である。

?チャートは過去の売買価格、取引の記録であるから、投資家の行動という唯一の真実を含んでいる。

?投資した株式は必ず売却しなければならない。従って買った値段よりも高く売らなければならない。

?しかし、必ずしも安く買う必要はない。必ずく売れるのであれば、その値段より安く買えば十分である。高く買ってさらに高く売るのは良い。

?安いものを買ってもよいが、それは必ずそれよりも高く売れる見通しがある場合に限られる

?したがって、売ることを先に考え、その上でそれよりも安く買うことを心がけていればよい

?その意味で、株式投資はマーケティングであり、誰にいつどのようにいくらで売るかということを考えることが一番重要である
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第8章 新投資理論:株式投資はマーケティングである

『ネット株の心理学』p212-213から引用

ごもっともだと思います。

 でも、そうすると・・・

 一つの言葉が浮かんできました。

 ババ抜きのババ。

 いや・・・

 もっと・・・


 儲かるものを買うだけじゃなくて、儲かると人を勧誘してその人に自分が仕入れた商品を売り、取引の場が崩壊するまで(バブルが弾けるまで)それをぎりぎりまでひっぱる。

ねずみ講

ははは(^^;;;;;;;;;;;

いくらなんでも、著者の小幡績氏がこれ見たら怒るだろうって?

違うのでーす!
よく勉強してるねと褒められこそすれ怒られることはありませんとキッパリいえます。

小幡績氏は、他の著作で資本主義の本質とはねずみ講であると宣言されているのです!!!

い!?(^▽^;)

 次回この点を掘り下げてみましょう!$ゆっきーのエッセイブログ