本山美彦『金融権力』岩波新書

$ゆっきーのエッセイブログ

金儲けは悪いことである?

 それでは論点をさらに浮き彫りにしてみたいので本日は・・・

 

ズバリ

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金儲けは悪いことであるのかどうか

です。

 一度はこのことを頭に浮かべたことがある人は殆どだと思うのですが、明確に悪だと言い切れないのが普通です。だって、それを否定するのは経済活動を否定することだとやっぱり思うからです。


 しかし本山美彦さんは、違います!すごい文書を引用しましょう。


「「お金儲けは悪いことですか?」と尋ねられたらこう答えよう。「悪いことです。人を威嚇する方法で得たあなたの巨額の儲けの陰で、無数の人々が路頭に放り出された」と。」

               本山美彦『金融権力』岩波新書 P180「金融権力に抗するために」

 ここで、本山美彦さんの経歴を簡単に紹介する必要を感じました。だって上記の文章を堂々と書いている人が宗教家でないとしたら、いえいえそれどころか、経済学者だったらすごくないですか?


本山 美彦(もとやま よしひこ、1943年1月1日 - )は、日本の経済学者。大阪産業大学学長、経済学部教授、京都大学名誉教授。専門は、世界経済論。経済学博士(京都大学、1984年)。兵庫県生まれ。
                                ウィキペディアより



とても偉い学者先生のようです。

ここで、本書の目次も見てみましょう。

第1章 サブプライムローン問題が示したもの―金融システムの危機
第2章 金融の変質―「金融技術」の仕組み
第3章 リスク・テイキングの理論―シカゴ学派の論客たち
第4章 新金融時代の設計者たち―ミルトン・フリードマンを中心に
第5章 リスク・ビジネスのはてに―脆弱な金融
第6章 金融権力に抗するために―新たな秩序への道筋

これはズバリ!正真正銘の経済学の本なのです。

 つまり、お金儲けについて>自分の人生観を述べるのではなくて、真っ向から主流の経済学説、金融論に喧嘩を売っています。


 さて、いっそう論点が浮き彫りになって来ました!


 つづく(^^)

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