金融権力を考える(@@) 〜書を捨てよ町へ出よう編
金融権力はやっぱり権力なんだ
金融権力という権力に対しては、権力に対する抗議の常套手段である”デモ”も盛んです。
ウィキペディアに、「ウォール街を占拠せよの年表」というのがあるのですが、規模はすごいようです。
日本では過激な行動はないようですが、世界では結構金融権力とか格差社会に対する実際のデモ行動が広がりを見せています。。
うーむ。かなり過激になってます。
で、デモと言うと鎮圧というのがお決まりのパターンですが、「ブルームバーグNY市長、反ウォール街デモを容認」という動きもあり、為政者の側も金融権力のデモに対しては理解を示している場面もあるようです。
「市長はこれまで、デモをいつまで容認するか質問を受けると言葉を濁してきた。この日はあとどのくらいデモが続くのか「わからない」が、「天候も関係してくると思う」と述べた。市長はかつて銀行を非難するデモ参加者の姿勢を強く批判していたが、ここ数日に態度を軟化させ、先週はデモ隊の気持ちがわかると語っていた。」
http://jp.wsj.com/US/node_322506/?tid=wallstreet
行き過ぎた金融権力に対しては、投機的な金融活動が国家当局の財政政策や金融政策を無効にしてしまったりがあるので、権力=国家権力でないのがすごく特徴的なことだと思います。
そういえば、著名投機家によってなんと中央銀行のイングランド銀行が破綻させられたという大事件もありましたよね。日本だったら日本銀行がひとりの大物投機家によって破綻・・・日本ではなくてよかった。
http://markethack.net/archives/51339698.html
ではでは。次回また書籍に戻ります〜(^^)