分類のためのフレームワーク5 四則演算フレームワークの流れとケース

 それでは、四則演算フレームワークの大まかな流れを見てみましょう。






?問題が発生

?「割り算」する

□問題分析による正しい把握問題を分解し、整理する
□新事実を発見するまで繰り返す

?「足し算」「引き算」する

□各要素に対して二方面から現状改善を行うプロセスを実行する

◆足し算方面から
価値を高めるために、増やしたいもの、増やす手段を考える

◆引き算方面から
価値を高めるために、減らしたいもの、減らす手段を考える


?「掛け算」する

□いきなり理想を追求するプロセス(後から実現手段を考える)
□異質なものとのコラボレーシヨンにより、いきなり理想の形をイメージする

?アイデアの生成、蓄積、フィルタリング

□思いついたアイデアを、もれなく記録し、実現性と期待成果のレベルによって分類

(『革新的なアイデアがザクザク生まれる 発想フレームワーク55』より)







 ふむふむ。

 使えないと意味ないので、ケースに当てはめてみましょう。

あなたは客のこないコーヒーショップのオーナーです。

無類のコーヒー好きで昧には自信があります。

5年ほど前に脱サラして始めたのですが、最初は類似の店もなく、そとそこ近所の学生やサラリーマンで賑わっていました。

しかし、この数年で周囲には大手のチェーン店が乱立。

安さが売りのところもあれば、インテリアが凝ったくつろげるタイプの店も出店しました。

その影響もあってか、この2、3年は売上が激減。

また、開業資金の返済も残っており、大きな設備投資もできません。

あなたは銀行の担当者に起死回生の事業計画をプレゼンし、賛同をもらわなければいけません。

でなければ資金は底をつき、まさに絶体絶命。

さてどうしますか?

(『革新的なアイデアがザクザク生まれる 発想フレームワーク55』より)



 大変です!これはまさに?問題が発生じゃありませんか!


 さっそくゆっきーコンサルティングが四則演算フレームワークをひっさげて出動です!



つづく*\(^o^)/*