分類のためのフレームワーク8 割り算の成果を足し算引き算に引き継ぐ
それではコーヒーを飲みながら、店のオーナーと話した内容ですが、書籍の方から引用という形にします。
革新的なアイデアがザクザク生まれる 発想フレームワーク55/ソフトバンククリエイティブ
「なぜだろう、男性の一人客が多い。ひまつぶしなのか? 店で趣昧などが合う友達が見つかるとうれしいと思うだろうか? 友達はいないのだろうか?もし、見つかればリピーターになるだろうか?一人でも来るということは、かなりのコーヒー好きかもしれない。だが、お酒落なスタパよりうちのほうが落ち着くということだろうか?自転車でくる人も多いから、近くなのだろう。夕食が近い時間だと、食事も店で済ませたいと思っているかもしれない。うちはフードがあまりないからな。食事まで済ませるとしたら、いくらまで払えるだろうか? どのくらいの食費で暮らしているのだろうか?
やはり給料日や月末は苦しいだろうか?」
など顧客のプ口ファイリングが進むと、具体的なアイデアが出やすくなります。疑問に思える点をさらに細かく分解したい場合は、アンケートや聞き取り調査などを行って、さらに事実の裏づけを取っていきます。分解した結果を、他店と比べるのもよいでしょう。
『革新的なアイデアがザクザク生まれる 発想フレームワーク55』
そして前回の標準的なドトール型、安さ重視のマクドナルド型、サービスベストなスターバックス型、サービスベターなサンマルク型と比べてみて、足りないところ、余計なところを検討します。
ということで、次回は 足りないところ、余計なところを改善する足し算、引き算のプロセスです。
- (+) 「増やせるポジティブファクターは何か? 価値を高め、魅力を増すことのできるものは? 」
(-) 「減らせるネガティブファクターは何か? 不要なもの、負担を減らすことのできるものは?」
いきなりコストを引き算するとかしなかったので、足し算と引き算もかなり具体的にイメージが膨らみそうです!
つづく*\(^o^)/*