3クラウド、ライフログ親和性 その2 投資としての【内部発ライフログ】

 少しあいだがあきましたが続きです(〃⌒▽⌒)ゞ

 人から勧められる【外部発ライフログ】と自分から進んで決断する【内部発ライフログ】との違いの確認の出発点を「投資」という言葉で考えてみたいと思います。

 株式投資の用語の比喩使ったビジネス啓蒙書のベストセラーに、本田直之さんの『レバレッジ○○』シリーズがあります(レバレッジ=テコが株式用語)。

 例えばこんな本。

 レバレッジ・リーディング/東洋経済新報社
第1章 ビジネス書の多読とは何か?―100倍のリターンをもたらす究極の読書術
一五〇〇円が一五万円になる!
ビジネススクールで発見した「多読術」 ほか

第2章 本探しは投資物件選び―ビジネス書の効率的スクリーニング術
投資の手法を本選びに応用する
目的を明確にする ほか

第3章 一日一冊、ビジネス書を戦略的に読破する―訓練不要であなたの読み方が劇的に変わる

本を読む目的を明確化する
カラーバス効果とは? ほか

第4章 読んだままで終わらせるな!―反復と実践によって一〇〇倍のリターンを獲得せよ
最重要な読書後のフォロー
読後フォローをシステム化する ほか




 目次からして、【投資としての読書】大爆発!と言ったところですね(^^;)



 このように読書を投資から考える視点は他にもあるのですが、人から勧められる【外部発ライフログ】と自分から進んで決断する【内部発ライフログ】との違いという観点からは、さらに競馬の投資の例を出してみたいと思います。(イラストは「お馬さんがいっぱい」もんぺさんより

 といいつつも私は、人に勧められてその日そのレースで走る馬も知らないままお金だけ渡して馬券を買ってもらったことが一回あるだけで(必ず儲かるからとしつこかった(笑)のでした)競馬のことは実はよく知らないので、間違ってたら教えてくださいね〜。

 さて、たった今書きました「人に勧められてその日そのレースで走る馬も知らないままお金だけ渡して馬券を買ってもらった」というゆっきーの言葉を読んで憤慨された競馬ファンの方もいると思います。


「ダメだな〜。ゆっきーそれじゃ意味ないじゃん。競馬ってのはね、自分で馬に惚れ込んで、競馬新聞買って、赤鉛筆で線引いて、パドックで馬みて、三点買なんて邪道せずに単勝馬券に運を掛けて、第四コーナーで絶叫して、外れ馬券をみじん切りにして寒空に放り投げ、カップザケをのみながら帰りの電車賃だけ残してすってんてんになるのが楽しいわけじゃない。今度俺が教えてやるぜ〜」


 という声が聞こえてきそうです(ーー)。




 これはつまり私が【内部発ライフログ】(赤ペンで競馬新聞チェックしたり、切り抜きしたり)せずに、お友達とのおつきあいで勧められるがママ【外部発ライフログ】予想でレコメンデーションされた馬券を買ったから怒られちゃったわけです(笑)。


 この競馬の比喩は、ライフログ問題を具体的に考えるにあたってかなり便利です。これまでの言葉でいえば「お馬さんの公式レース「記録」と自分の思い入れとしての「記憶」のダイナミックな関係」が生み出す満足感が、(多分)カップざけすってんてんパターンの場合には強烈にあると思いますが、いくらリターンが多くても、人任せの投資ではこの強烈な満足感が得られません



 というわけで冒頭の確認ですが、次回以降「スマホアプリ、クラウド、ライフログ親和性」における【内部発ライフログ】を対象に自己責任を持って何らかのリターンを期待する、「投資」「自己投資」という言葉をテコに考えてみたいと思います。


つづく(〃⌒▽⌒)ゞ