分類のためのフレームワーク9 足し算引き算から掛け算へ

 リニューアル第一弾は前回の続きからです♪(v^_^)v


 では足し算と引き算思考についてです。

 まずは著者の定義を見てみます。

ポジティブ要素付加の足し算思考
 一般的にポジティブ面の根源的欲求は、感動、快感、幸福感、安心感、充実感を増やしたいということです。そのためには資産、クオリティ、機能、利便性、安全性、耐久性、容量などを増やしたいというニーズが起こります。
『革新的なアイデアがザクザク生まれる 発想フレームワーク55』



ネガティブ要素除去の引き算思考
 逆に、ネガティブ面の根源的欲求は、不安、緊張、悲しみ、痛み、恐怖などの除去です。そのために、費用、不具合、肉体的負担、リスク、不確実性などを減らしたいというニーズがあります。
『革新的なアイデアがザクザク生まれる 発想フレームワーク55』



 しかし、今回は制約条件があります。

【予算の制約】
 残念ながらこの例題ではこれ以上スタッフを増やしたり、設備投資したりする余裕はない。

【品質維持の制約】

 コーヒーの味にはこだわりがあるので、それを落としては意味がない。

そこで…



(+)の面では、コストをかけないで店の感動や楽しみを増やすもの、という着眼点でアイディアを出す。

□お客さんがコーヒーを滝れるという体験型セルフサービス

□コーヒー好きあるいは若い男性同士の共通の趣味友ができる工夫

□マスターが話芸を磨いたりテーブルマジックなどのネタを仕込む




(-)の面では、ポジティブな引き算が発想可能になります。

◼こだわりのコーヒーを滝れるセルフサービスが実現できればスタッフの数をへらすことができるかも。

◼また、友達が増やせる場としての店づくりを目指すのであれば、友達ができないかもしれないという不安を払拭するような友達紹介システムなども検討できます。


(以上□と◼『革新的なアイデアがザクザク生まれる 発想フレームワーク55』より作成)



 そこまでいったらあと一息。


  次に掛け算のプロセスです。掛け算は、今持っているモノやサービスと「異質な」世界、業界、場所、テーマにあるものを「結合」させるプロセスです。現状改善型ではなく、いきなり理想、完成形をイメージする理想追求型のアプローチです。
『革新的なアイデアがザクザク生まれる 発想フレームワーク55』


つづく*\(^o^)/*
(次回喫茶店繁盛計画最後でーす)